ナリ心理学のダイヤモンドとは
ナリ心理学を見始めると出てくる
「ダイヤモンド」というワード。
人間に限ってわかりやすく簡単に言うと「自分は存在していてもいいと思えている、自尊心の高い人。」です。(細かく言うと人間でなく物でもなんでもダイヤモンドという概念は通用します。ここでは人間に限って説明していきますね。)
誰もがみんな生まれた時は自尊心が高いのです。
しかし、母親との関係やコンプレックスなどで自尊心が低くなり、「私は存在していていいのだろうか?」と自尊心が低くなる=「ダイヤモンドを忘れた状態」が生まれたりします。
ダイヤモンドを忘れているとビックリするくらい問題が多発しますw
ナリ心理学のダイヤモンドの類義語
ナリ心理学ではダイヤモンドをクズとも言い換えていますw
(ナリ心理学では「クソ」と「クズ」は別物です。)
「時間を守らない」
「挨拶しない」
「空気読まない」
↑
こんな人をクズと思っている人がいたとしたらご名答!
そんなクズもダイヤモンドだったりするのです♪
行動(遅刻・挨拶しない・空気読まない)自体で判断するのではなく、
「自尊心が高くて状況を合理的に判断し、責任を負える人」であればダイヤモンドです。
むしろ、「嫌われないために時間厳守でいなきゃ!!!時間を守らなきゃイケナイから、遅れそうになるとイライラする」
「良い印象を与えていないとダメだからご近所さんや職場では挨拶は必須!!」
「いじめられたりしないために空気読まなきゃ!!」
なんて苦しくても行動しているのだとしたら、それは非ダイヤモンド的行動になっています。
勿論、
商談の時間に遅れなければ信用は落ちませんし、
笑顔で挨拶した方が印象はいいですし、
空気は読めたらいい面もあります。
でも、「〇〇でなければイケナイ!!」ということはないのです。
ダイヤモンドは「合理的に判断して行動できる。責任も取れる。」
ダイヤモンドを忘れている人は(嫌われたくない)などの不安から逃げるために「行動し、不安からの行動なのでなにか問題が起きたら責任も取りたくないし、更に自己否定をしてしまう。」
なんて違いがあったりします。
ナリ心理学ダイヤモンドの反対語
ダイヤモンドの反対語は「非ダイヤモンド」「クソ」などがあります。
ナリ心理学ダイヤモンドの勘違い
ナリ心理学のダイヤモンドとは「クズ」とも言い換えるとお伝えしたので少し想像がつくと思いますが。
ダイヤモンド=崇高な人
ではもちろんありません!!!
行動内容ではなく、行動を起こしている人の心理状況や自尊心が重要なんです。
簡単にいうと「あんなにボランティアを活発にしているからダイヤモンド」なんてことはなく、「なぜボランティアをしているのか」をみていって初めてダイヤモンドかどうかがわかるのです。
あと、もう一つのよくある勘違いは
「非ダイヤモンド」「クソ」は一度なったら「ダイヤモンドになれない」と思っている方がいらっしゃいます。
これも間違いです。
もともとはみんなダイヤモンドで、「忘れているだけ」の状態を「非ダイヤモンド」「クソ」などと呼びますので、自尊心を高めていくと「ダイヤモンドを思い出す」ことが出来ますよ。