ナリ心理学用語:ショック状態
ナリ心理学の用語として出てくる「ショック状態」という言葉。
面白くもありますが、理解が少し難しく、奥深いので今回この記事ではショック状態についてご説明していきます。
ナリ心理学のショック状態とは
ナリ心理学のショック状態、とは簡単にいうと「落ち着けていない状態」です。
ちょっとした言葉に傷ついてしまうので、正論やアドバイスを聞き入れることが難しかったりします。
例えばですが。資格試験に向けて勉強している途中に先生から「あなた、もっと勉強した方がいいですよ」と言われたとして。
ショック状態の人は「ガーーーーーン」とショックを受けます。
ショックを受けやすいので「周りは敵ばかり」と誤認していることもあります。
そして、ショック状態の人は肯定的な言葉をとにかくかけてほしいと思っていることも多いです。アドバイスを求めているようで本当は「安心できる言葉」などを求めていることもよくあります。
ナリ心理学ショック状態の反対語
ナリ心理学のショック状態の反対は「落ち着いている状態」です。
先ほどの例でいうと。資格試験に向けて勉強している途中に先生から「あなた、もっと勉強した方がいいですよ」と言われたら
『そうですよね。』くらいのもんなのです。
ナリ心理学ショック状態の厄介なところ
ナリ心理学のショック状態の厄介なところは、「自覚しにくい」というところです。
世間一般では「ショック状態」という概念が浸透していないこともありますが、そもそも人間は主観で生きている生き物なので、「自分は人と比べるとショックを受けやすく、このせいで人から責められていると感じやすいのか。」なんて考えにくいのです。
ナリ心理学ショック状態からの脱却方法
まず、ショック状態は「自覚すること」が重要になります。
自覚しないとどんどん混乱していくからです。
ショック状態は肯定の言葉などしか受け入れられないので、とにかく肯定的な言葉を自他ともにかけてみます。
そして、感情を吐き出すことも大事です。自分がなにを思っていてどんな風に不安を持っているのか?など吐き出していきましょう。
一人で吐き出すことが難しい場合は、カウンセリングや話を聞いてもらえる場所で話すことで心を落ち着けてあげることも良いと思います。
こうして、感情を出し、落ち着くことでショック状態から落ち着いた状態になることが出来ます。
すぐには難しくても少しずつ落ち着いていけますので、少しずつやってみてください。